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S-28(online) 地理的表示(GI)保護制度と伝統食の価値創造 ―地域食品のブランド戦略を八丁味噌問題から考える―

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日  時 2020年10月17日(土) 14:00~16:30
会  場 ウェビナー(リアルタイムオンライン配信)
補  足 こちらのイベントはリアルタイムによるオンライン動画配信となります。
参加方法 お支払完了後に参加用URLのご案内をお送りいたします。
地理的表示(GI)保護制度と“八丁味噌”登録問題
―伝統食を守り、さらに新しい伝統食を創るために―

登壇者 パルシステム生活協同組合連合会 常務執行役員・広報本部長 髙橋 宏通 氏
1960年東京都生まれ。茨城労働生活協同組合、首都圏コープ事業連合(現パルシステム)を経て、1995年、株式会社ジーピーエス(パルシステムの農産物を担う子会社)に移籍、2008年より同社常務取締役。2011年、パルシステム連合会に移籍、2017年より現職。
登壇者 一般社団法人 アグリフューチャージャパン 副理事長 合瀬 宏毅 氏
佐賀県生まれ 1981年NHKに入局後、経済番組などのプロデューサーや「食料・第一次産業」を中心とする経済問題担当の解説委員を務める。これまでに農政ジャーナリストの会会長、食料・農業・農村政策審議会委員などを歴任。
登壇者 株式会社まるや八丁味噌 代表取締役 浅井信太郎 氏
愛知県幡豆郡生まれ。 東京農業大学卒業後、醸造会社に就職、昭和48年同社を退職し、単身西ドイツに渡る。 帰国後、昭和56年まるや八丁味噌入社。 伝統的な日本文化・産業は世界が認める貴重な遺産であり、世界に発信することは自分の使命と義務であると考え、有機栽培大豆で八丁味噌の醸造に取り組む。 1987年アメリカ有機食品認定団体O.C.I.Aの認定を受け、これを世界に発信。 現在約世界約20カ国に八丁味噌を輸出。 社長就任後も自ら海外へ渡り、八丁味噌と日本の食文化を普及につとめている。
登壇者 一般社団法人フードトラストプロジェクト代表
一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン会長 徳江倫明 氏
1951 年熊本県水俣市生まれ。’76 年早稲田大学卒業、㈱ダイエー入社。食品公害や環境問題への関心から、’78 年山梨県韮崎にて農場を設立、有機農業と豚の完全放牧に挑戦。同年、有機農産物専門流通団体「大地を守る会」にも参画し、’80 年から大地を守る会の活動に専念。’88 年には日本リサイクル運動市民の会と提携、有機農産物の宅配事業「らでぃっしゅぼーや」を興す。その後、’99 年有機 JAS 認証機関 「アファス認証センター」の設立を手がける。現在、(社)オーガニックフォーラムジャパン会長、(社)フードトラストプロジェクト代表理事、(社)生きもの認証推進協会代表理事、(社)CSR 経営者フォーラム会長。「オーガニックライフスタイルEXPO」の主催、セミナーやスタディ・ツアーの企画運営、講演、執筆、農場経営、新規就農者支援等に東奔西走の日々を送っている。
登壇者 愛知学院大学経済学部 准教授  関根佳恵 氏
2011年京都大学大学院博士課程修了。博士(経済学)。2013年に小規模農業に関する国連報告書を執筆。2016年より現職。2018年は国連食糧農業機関(FAO)の客員研究員。2019年より家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事。

内容 地理的表示保護制度をご存じでしょうか。
世界的動向ではオーガニックマーケットの拡大には目を見張るものがあります。同時に、同じように注目されているのは“ローカル”ということです。つまり、“ローカル&オーガニック”が これからのマーケットのトレンドとして、一つの重要なコンセプトになります。日本でも地場生産・地場消費、あるいは地産地消とオーガニックは結びつきを強めています。
地域には長年その土地の気候・風土・土壌などに培われた特別の生産方法や高い品質や評価を獲得するに至った産品、すなわち、伝統的食品が多く存在し、それを守り、 大切に継承していこうという世界的な取り組みがあります。そして一定の生産方法の基準に基づいて品質や社会的評価など確立した特性が産地と結び付いている産品について、 その名称を知的財産として保護する制度が「地理的表示(GI:Geographical Indication)保護制度」で、WTO協定(世界貿易機関を設立するマラケシュ協定)の附属書でも、 知的財産の1つとして位置づけられており、現在100か国を超える国で導入されています。
しかし、日本の制度の在り方では、今回取り上げる“八丁味噌問題”のように、ややもすれば輸出戦略と結びつき名称の使用が先行し、量的拡大を目指してしまうことによって、 本来の伝統的手法がないがしろにされてしまうケースも生まれてしまいます。
これから本格的伝統食品が世界でも注目される中、オーガニックと結びつき、地域の大切な伝統食品を守り、育て、世界に通用する新しいマーケットを創っていくうえで、 本来目指すべき地理的表示保護制度はどうあるべきかをそれぞれの専門家の視点から考え、制度の改善提案につなげていきたいと思います。

おまけ 三河産大豆の八丁味噌
「参加者にはもれなく「三河産大豆の八丁味噌」プレゼント!」容量:300g/賞味期限:製造より18ヶ月三河産大豆を100%使用し、蔵に住み着く乳酸菌や酵母を大きな大豆麹に閉じ込め塩と水を加え、約2mの木桶に極力水分を控えて仕込み約3トンの重石を円錐状に積上げ2年以上天然醸造します。大豆のタンパク質をじっくり時間をかけてアミノ酸に分解し、旨みがギュッと詰まった深い味わいです。※ご来場の方は会場でお渡しいたします、オンラインでご参加の方はご郵送いたします。

主催 一社)オーガニックフォーラムジャパン

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