ドイツで有機食品が巨大市場になるまでの変遷〜
社会運動から環境政策の中軸へ〜
登壇者 | | ドイツ在住オーガニック専門家 レムケなつこ 氏 |
ドイツ法人オーガニックビジネス研究所CEO。本場ドイツの大学院と食品研究所でオーガニックを研究開発。慶應義塾大学経済学部卒。 オーガニックセクターの国連IFOAM欧州本部リーダーシップ研修に日本人初で選抜。20代、JICAで途上国の生産者支援に関わった経緯からオーガニックに目覚める。オンラインスクール運営、企業研修、コンサルティング、講演、執筆など。『Forbes JAPAN』にてコラムの連載中。
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モデレーター | | 海外マーケティングコンサルタント 薗部七緒 氏
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海外マーケティングコンサルタント|主に「食 -FOOD-」分野で、サステナブルなものづくりに取り組むローカル日用品メーカーや協会団体等の、海外を含む直販市場開拓支援、マーケティングチーム育成に携わる。”有機の里づくり”千葉県団体連絡会事務局。カリフォルニア大学バークレー校社会学部卒。 |
内容 | ドイツではオーガニック食品がすでに主流化しつつあります。ドイツの有機食品売上規模は世界2位で、有機食品一人当たり消費額は日本の12倍。有機農業取組面積は日本の150倍にも。
このメインストリーム化を後押ししたのが政策です。1920年代に社会運動として始まったオーガニックは1989年より公的助成対象となっている。現在では、2030年までに全農地20%を有機農業に転換することを目指す国家政策の中で更なる拡大が促進されています。
本講座では、最新のデータをもとに、ドイツ社会でオーガニック食品が巨大市場となった変遷を歴史的に追っていきます。
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