登壇者 | ![]() | 秋山 豊 氏 |
JAひたち組合長 |
登壇者 | ![]() | 神生 賢一 氏 |
JAやさと組合長 |
登壇者 | ![]() | 西田 聖 氏 |
JA東とくしま参与 |
登壇者 | ![]() | 下山 久信 氏 |
全国有機農業推進協議会 理事長 全国オーガニック給食協議会副代表 |
登壇者 | ![]() | 徳江 倫明 氏 |
(一社)オーガニックフォーラムジャパン会長 |
内容 |
全体企画 「有機農業とこれからの日本の農業を考える3つの連続セミナー」 3つのテーマ 1.JAと有機農業の可能性 2.小さな農業の可能性 3.農業の大規模化と有機農業 2021年の「みどりの食料システム戦略」が公表されてから来年で5年目を迎え、2050年の 有機農業比率25%、面積100万haの目標に向けた5年間の成果が問われます。 また、昨年後半からの米価格の高騰は長年の減反政策の誤りに不作が重なり、米自体の 不足にあったことが明らかにされました。加えて本年度も気候変動の影響による高温障 害や各地での水害、さらに温暖化によって越冬したカメムシの被害が続発しています。 その為今期も米の絶対量の不足が予測され、JAが提示する各地での概算金が高騰してお り、昨年以上の高騰と問題の長期化が予測される事態となっています。その事実を踏ま え、政府も米の増産に方針を転換することが公表されました。 今この増産の方向性の中で、米作りの大規模化の議論が大きな流れになってきています。 特に乾田直播、中でも水使用の節減による節水型乾田直播への注目度が上がっています。 日本農業の54%は水田農業であること、さらに農家人口の急激な減少と食料安全保障の 観点から考える時、農業の規模拡大、特に水田農業の大規模化は避けて通れない問題で あることは確かです。 しかし、有機農業の観点から言えば、水の循環による養分補給や土壌浄化など連作障害 を生まない水田の機能をどう考えるか、あるいは除草剤使用を前提とした栽培体系など、 直播方式はまだまだ克服すべき問題を抱えています。 将来的に日本農業の25%を占めるであろう有機農業のあり方の問題も踏まえ、今回のセ ミナーにおいては今後の日本農業のあり方の中で、「JAの有機農業への取り組み」。 新規就農者を中心に中山間地や都市部で積極的な兼業として広がりつつある“農ある暮 らし”を目指す「小さな農業の取り組み」、そして経営的観点から各地で進む有機農業 での大規模化の事例をもとに「大規模農業と有機農業」という3つのテーマをもとにシン ポジウムを行い、全体として日本農業の多様化の道と今後の有機農業のあり方、可能性 について語り合う場としたい。 1.JAと有機農業の可能性 開催趣旨 2021年公表されたみどりの食料システム戦略は2022年のみどりの食料システム法(環境 と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法 律)によって、2050年の有機農業比率25%、面積100万haの達成目標は公的目標としてオー ソライズされた。 一方で、自給率は1965年の統計開始以来73%から1995年まで急激に低下し、現在38%と なっている。同時に基幹的農業従事者数は2000年240万人から2024年には111万人と半減 以上の減少となり、JA全中の予測では2050年には36万人と予測している。こうした現実 を踏まえ、これまで日本農業を先導してきたJAとして各地で有機農業に積極的に動き出 した地域農協がある。 今回はその代表的地域農協の組合長に集まっていただき、なぜ有機農業に取り組み、そ の可能性はどこにあるのか、忌憚のない議論を展開したい。 |
日時 | 会期:
2025年10月2日(木) 時間:10:30‐12:00 ※受付は開始15分前からとなります。 |
参加費 | 無料 (オンライン配信は行っておりません) |
会場 | 第10回オーガニックライフスタイルEXPO 産業貿易センター浜松町館 4階 第3会議室 〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 |
※オーガニックライフスタイルEXPO事前登録はこちらから