登壇者 | ![]() | 高橋 博之氏 |
雨風太陽株式会社代表取締役 ポケットマルシェ創始者 |
登壇者 | ![]() | 藤田聡 氏 |
ITベンチャー・外資系企業で法人営業のキャリアを積み、Tableau(現セールスフォース)では複数回アジアや世界で営業成績年間1位を獲得し執行役員を務める。在職中参加したポケマル親子留学で自然と共存し強く生きる生産者の魅力に惹かれ、都市生活者にもその価値を伝えたいと考えるように。震災後の能登漁業支援プロボノ活動を通じて人間らしい生き方に生きがいを感じ、2025年2月末企業での勤務を終え、珠洲市蛸島で漁師修行、現在は一次産業の魅力を伝える事業の準備中。 |
登壇者 | ![]() | 清水 孝之氏 |
しみず農園 農家と消費者でつくる農業コミュニティ“ヤマニファーミング”主催 | ||
七百年以上続く専業農家の家系に生まれ、慣行栽培による収量減少を経験し自然栽培へ転換。2020年に会員制農コミュニティ「ヤマニファーミング」を設立。会員と共に農地を管理し、認定農業者を5名輩出。耕作放棄地を解消しながら、次世代につなぐ新しい農のかたちを実践している |
登壇者 | ![]() | 国松 正輝氏 |
ヤマニファーミングメンバーであきる野市議 | ||
海運会社で世界中を飛び回る生活を送る中、リバークリーンや農業コミュニティをきっかけにあきる野に移住し二拠点生活を経験。現在は市議会議員としてあきる野中を飛び回る。秋川渓谷観光振興や移住定住支援を推進し、持続可能な市政運営を志す。家族で自然農園や地域振興に携わり、あきる野ライフを満喫中。 |
登壇者 | ![]() | 徳江 倫明氏 |
(一社)オーガニックフォーラムジャパン会長 |
内容 |
1. 講演「(仮題)ふるさと住民登録制度が第一次産業を活性化する」 30分 雨風太陽株式会社代表取締役、ポケットマルシェ創始者 高橋博之 2024年、昨年11月29日、政府の地方創生会議で「ふるさと住民登録制度」なる画期的制度が提言された。“関係人口”の提唱者であり、産直アプリ“ポケマル”の創始者でもある雨風太陽(株)の代表高橋博之氏が提案した。 いわば、国の制度として今の居住地以外に“ふるさと住民”としてもう一つの自治体に住民票を置けるということになり、デジタル社会でのリモートシステム、副業や兼業化が進むライフスタイルの進展で、この制度がもたらす農業や漁業への多様なかかわり方が進み、改めて地方の主要産業である第一次産業の活性化に多大な影響を及ぼす可能性がある。 すでに本年2025年6月13日に閣議決定され、住民票の複数の置き方、それに沿った住民税の分割納入など具体的制度設計が進む予定です。人口減がますます本格化し、今のままでは第一次産業への従事者の極端な減少が予測されるなか、関係人口を増やすインフラとして大きな意味を持つ地方創生策となります。実際に移住を考えたり2拠点居住で“農ある暮らし”というライフスタイルを考える人にとってはハードルの低い興味深い改革となるでしょう。極端に言えば、日本の農業の姿を一変させる可能性すらあります。 是非聞きに来てください。 2. シンポジウム「制度は最後に変わる-2拠点居住で農業の姿がどんどん変わる-」 国の制度の多くは、実態の変化が進み、それを後押しする形で最後に変わるとい われます。逆に言えば、国民生活に起こる変化をもとに制度は変わっていくべき ものと言えます。 その意味で、職種によるリモート化、兼業・副業の一般化、医療や教育のオンラ イン化、自動運転の普及、ドローンの活用などで2拠点居住のインフラが進み、 すでにライフスタイル、農業のスタイルも大きく変化し、その多様性が進んでい ます。今回の“ふるさと住民登録制度”はそうした人口減を伴う時代の変化、す でに起こっているライフスタイルの変化を支えるインフラ作りの一環と考えるこ とが出来ます。 第二部のシンポジウムでは、提案者の高橋氏にこの制度の可能性をさらに語って いただき、東京の奥、武蔵五日市で代々農業を営み、今は新規就農希望者やまさ に“農ある暮らし”を希望する人々と新しい農業への道を開く会員制農コミュニ ティ“ヤマニファーミング”を設立。その中で2拠点居住から認定農家となり他 地域で農地を手に入れ兼業化を実現した複数の人、あるいは“農ある暮らし”を 手に入れ、杉並からあきる野市に移住し、あきる野市の市議になってしまった人 などそれぞれの新しいライフスタイルを創り出している。その主催者の清水孝之 さん、そして農業と市議という仕事をする国松正輝氏に登壇いただき、これから の農業のあり方への提言をいただく。 さらに現在漁師にチャレンジ中の藤田聡氏はITベンチャー・外資系企業で法人営 業のキャリアを積んできたが、産直アプリの“ポケットマルシェ親子留学で自然 と共存し強く生きる生産者の魅力に惹かれ、都市生活者にもその価値を伝えたい と考えるようになり、震災後の能登漁業支援プロボノ活動を通じ2025年2月末企 業での勤務を終え、珠洲市蛸島で漁師修行。現在は同時に一次産業の魅力を伝え る事業を準備している。その暮らし方の先に何を見ているかを語ってもらう。 |
日時 | 会期:
2025年10月4日(土) 時間:10:30‐12:00 ※受付は開始15分前からとなります。 |
参加費 | 無料 (オンライン配信は行っておりません) |
会場 | 第10回オーガニックライフスタイルEXPO 産業貿易センター浜松町館 4階 第2会議室 〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1 |
※オーガニックライフスタイルEXPO事前登録はこちらから